えっまさか…!あの人を嫌いな理由は「自分に似ている」から?
こんにちは! 幸せコラムニスト・心理カウンセラーの
永瀬なみ(@NagaseNami08 )です😊
このブログでは「ムリなく楽しく自分らしく」をコンセプトに、毎日を幸せに過ごすためのヒントを紹介しています✨
今日お送りするのは、今回から新たにスタートするシリーズ企画『本当の自分を知る方法』です!
《 企画説明 》
幸せな人生は、本来の自分に戻ることから──。この企画では、その第一歩として「本当の自分」を知るための方法やヒントとなる情報を紹介していきます。(過去記事一覧)
記念すべき1回目のテーマは、嫌いな人から分かることです。少しでも本当の自分を知りたい人は、参考にしてみてください。
< 執筆者について >
永瀬なみ(上級心理カウンセラー)
各種カウンセラー資格を持つコラムニスト・エッセイスト。「幸せは自分の心が決める」をモットーに人生や暮らし全般、キャリア、人間関係、恋愛など、幅広い分野で記事を執筆している。
嫌いな理由から見えてくるもの
テレビやSNSを見ていて「この人、なんか好きになれないんだよな~」と思う人っていませんか?
「○○だから嫌い」とハッキリ理由を言えるなら、その理由に自分の価値観が関わっていることは明らかですよね。
例えば、こんな理由の場合👇
- あいさつをしても無視するから嫌い
- 不倫をしているから嫌い
- うるさいから嫌い
こういった理由で嫌いだと感じるのは“自分の価値観に反することをしている相手だから”だと考えられます。
普段から自分がそういった行動を取らないように気を付けているからこそ、何も考えずにそういった行動を取る相手に嫌悪感を抱くのでしょう。
嫌いな人は「自分の鏡」
先ほど挙げた例のように嫌いな理由がハッキリと分かる場合もありますが、中には嫌いな理由がよく分からない場合もありますよね。
そういった場合、実は“自分と似ているから嫌い”である可能性があります。
なぜそうなるのかというと、いわゆる『近親憎悪(きんしんぞうお)』と呼ばれる心理が働くからです。
近親憎悪とは・・・親族どうし、または階層や性質などの似た者どうしが、ひどく憎み合うこと
引用元:コトバンク
※似た言葉に『同属嫌悪(どうぞくけんお)』というものもあります
つまり、“自分の嫌いなところを相手も持っているから嫌い”ということ。
これを裏返すと、“自分の好きな部分と似たところを持っている人は好き”ということになります。
好きな芸能人と、好きな理由
例えば私の場合「好きな芸能人は?」と聞かれて最初に出てくるのは、マツコ・デラックスさんです。
彼女の発言には幾度となく感銘を受けてきましたし、なんなら「尊敬している芸能人」と言っても過言ではないかもしれません。
では、なぜ私がそこまでマツコさんを好むのかというと…
彼女の発言は、いつも本質的だからです。
上辺だけの言葉を並べるのではなく、
常に物事の深い部分まで考えている
そんなマツコさんの姿を見て、私は感動しているのだと思います。
と同時に、これは私が自分の性質(性格)として持っている部分でもあり、気に入っている部分でもあることが伺えます。
というのも、私が物事について考える時は、いつも表面的なことより芯の部分を見るように心掛けているからです。
だからなのか、マツコさんを見ていると“どこか代弁してもらっているような気持ち”になることが多いんですよね。
嫌いな芸能人と、嫌いな理由
反対に嫌いな芸能人を思い浮かべて最初に出てきたのは、関西出身の有名な女性歌手K.K.さんです。
じゃあ嫌いな理由は何だろう? と考えてみると「なんとなく下品だし、どこか上から目線で出しゃばりで、TPOに合わせて喋らない(喋れない)から」という理由が出てきました。
普段は意識していないものの、どれも私が「そうならないように」と気を付けていることばかり…。
いわゆる『人のフリ見て我がフリ直せ』で、誰かの言動を目の当たりにして
(自分にも当てはまる部分があるから)
私も気を付けよう!
と思った日のことを、なんとなく覚えています。
(※そう思った相手が誰だったかは覚えていません💦)
つまり、彼女を見ていると私は無意識のうちに“自分の嫌いな部分”を思い出してしまうようなのです。
ちなみに、この“自分の嫌いな部分”のことを心理学の世界では『シャドウ』と呼ぶよ
「なんとなく」を深掘りしてみよう
このように、自分の嫌いな人について理由を深掘りしていくと、不思議なことに自分の性質や価値観が見えてきます。
もしあなたに「理由は分からないけど、なんとなく苦手」と思ったり「なんか嫌い」「なんか好きになれない」と思う人がいるなら、ぜひ「なぜ私は嫌いなんだろう?」と考えてみてください。
すぐには分からなくても、よ~く考えてみることで意外な理由が見つかるかもしれません。
私も最初は分からなかったけど、考えているうちに見えてきたよ!
もちろん必ずしも“自分と似ているから嫌い”とは限らないですが、自分でも嫌いな理由がイマイチ分からない場合、その相手が自分のシャドウ(嫌いな部分)を持っている可能性は大いにあります。
もし自分のことをもっと知りたいなら、一度ご自身の好きな人(タイプ)や嫌いな人(タイプ)についてじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
好き嫌いの理由を探ることで、自分でも気付かなかった自分のことが見えてくるかもしれませんよ😉✨
最終更新日 2022/10/25