人の成功や幸せを喜べない…モヤモヤしたら試してほしいこと

こんにちは! 幸せコラムニスト・心理カウンセラーの永瀬なみです😊

このブログでは「ムリなく楽しく自分らしく」をコンセプトに、毎日を幸せに過ごすためのヒントを紹介しています✨

今日のテーマは、他人へのモヤモヤ対処法です。

玉ライン

私は以前『あまやどり』というオンライン相談ルームを運営していたのですが、ご相談者さまからよく聞く話の中に、こんなものがありました👇

Twitterやコミュニティなどで
成長したり成功したりしている人を見ると
何となく落ち込んでしまう…

では、こんな時はどうしたらよいのでしょうか?

ということで、今日は他人の成長や成功を目の当たりにした時に抱えるモヤモヤの原因と、モヤモヤを抱えてしまった時の対処方法についてお伝えします。

ライター時代のモヤモヤ体験

私もかつて、こういったことを何度も経験してきました。

例えば、ライターとして活動し始めた頃には

  • 月収や単価
  • 有名なメディアでの執筆実績
  • 1日で書いた文字数、記事数

などに関する発信をTwitterで見て「まだ私には無理だなぁ…」と落ち込んだことが何回もあります。

素直にそう思えるならまだしも、なんとなくモヤモヤすることもあれば「なんかイラつく!」「これって遠回しなマウントだよね?」などと思うこともありました。

では、なぜこういった時にモヤモヤしたりイライラしたりするのでしょうか?

ズバリ、こういった感情に陥る原因は“劣等感”です。

どんなに普段は見ないように(考えないように)していても、それらに関する成功発言を見たり聞いたりすることで無理やり自分のコンプレックス(劣等感を抱いている部分)と直面させられます。

すると、それを自覚したくない心理から相手への嫌悪感嫉妬心を抱いてしまう──。

これが、モヤモヤの原因です。

しかしこれらの心理は無意識に働くため、自分でも理由がよく分からないまま「なんかモヤモヤする」「なんか嫌い」となるワケですね。

嫉妬するのは自分に近い人だから

ここでもう1つ知っておいてほしいことがあります。

それは、私たちが嫉妬心を抱くのは自分と似た環境にいる相手や「自分と同等だ」と思っている相手だけだということです。

似た環境とは、例えば年齢職業経歴などのことを指します。

先ほど例に挙げた私のモヤモヤも、私と同じ『ライター』という職業の相手だからこそ抱いた感情です。

もし相手が全く別の職業だったら、きっと嫉妬心は抱かなかったと思います。

加えて、私たち人間は自分が「自分と同等だ」と思っている相手には嫉妬心を抱きやすい生きものです。

先ほどの例でいうと、私と似たようなライター歴の相手が成功している姿を見たからこそ、私は嫉妬心を抱いたのだということ。

もし相手が私よりもずっと先輩だったなら、きっと嫉妬心は抱かなかったでしょう。

これまで誰かに対してモヤモヤしたりイラッとしたりした経験がある人は、ぜひその時のことを思い返してみてください。

おそらく“憧れの相手”よりも「自分に近い」と感じる相手の方が、嫉妬の対象になることは多かったハズです。

嫉妬した時に試してほしいこと

私の場合、同業者に嫉妬してツラくなってしまった時は、こう考えるようにしていました👇

この人と私は『ゴール』が違う

例えば「月収が100万円を超えた」と言っている人や「今日は1日で3本の記事を書いた」と言っている人に私がモヤモヤしたとします。

ですが本来、私が落ち込む必要は全くありません。

なぜなら、私の目標は“月収100万円”でも“1日3本の執筆”でもないからです。

ということはつまり、そもそも彼(彼女)たちと自分を比べる必要もないということ。

それなのに勝手に比べて落ち込んで…
バカみたい😅

そう考えるだけで、私は随分ラクになりました。

もし他人の成功にモヤモヤしたら、自分に問いかけてみてください。

私の目標は何だったっけ?
目指してるゴールは?

そうすることで、きっと他人から自分へと視点を戻せるハズです。

「一時的に離れる」のもアリ

‪ただそうはいっても、そういう情報を目の当たりにすることで落ち込んだり焦ったりして心が乱れることって、やっぱりあるんですよね。

結局のところ、私はそういった情報から一時的に離れることで心を落ち着かせていました。

例えばSNSの場合、何となく胸がザワザワしてしまうような(そういった発信の多い)アカウントはミュートにしています。

その人を嫌いなわけでもなければ関わりたくないワケでもないんですが…結局、自分と似た立場の人というのは競うつもりがなくてもライバルみたいに見えてしまうものなんですね。

先ほどもお伝えしたように、自分と全く違う次元にいる相手には素直に「すごいですね」と言えることが、自分と似た立場の相手には言えなくなってしまうんです。

そもそも、他人の成功を目の当たりにして心が乱れるのは、人として当然の心理だと私は思います。

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永瀬なみ

むしろ何かを我慢したり頑張ったりしているからこその心理かもしれないね

だからもし素直に「おめでとう」「すごいね」と言えなかったとしても、そんな自分を嫌いになったり責めたりする必要はありません。

今は仕方ない!

そう割り切って、その人から、その情報から、少し離れてみてください。

自分の人生ですから、他人に遠慮する必要なんてありません

「今の私には必要ない」「むしろない方が良さそう」などと思うものは、どんどん遠ざけていってOKです👌

また必要になったら、その時は距離を戻せばいいんですから😊

ちなみに、誰かの成功話にモヤッとした時は「いいな~」「私もそんな風になりたい!!」と口に出して言ってみるのもオススメです。

本音を口に出すことで、気持ちが少しラクになるかもしれません。

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永瀬なみ

私もしょっちゅう言ってたよ

嫉妬心も、大事な「自分の一部」です

「友達の幸せを喜べないなんて私は心が狭い人間だ…」と落ち込む人もいるかもしれませんが、そんなことで落ち込む必要はありません。

相手も人間なら、自分も人間です

人の幸せを素直に喜べないことだって、そりゃ~ありますよ!

でも大丈夫です。またいつか、きっと素直に喜べる日が来ますから✨

それまでは自分に視点を戻して、自分の進むべき道だけに注目してみてください。

比べるべきは、“他人”よりも“過去の自分”ですよ😉

最終更新日  2025/07/04

 

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心理カウンセラー/ポジティブ心理学実践インストラクター。人生を好転させた自身の経験と知見を生かし、幅広く活動中。

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