#01 きっかけは○○の減額。収入を上げたことで訪れたピンチ
こんにちは! 幸せコラムニスト・心理カウンセラーの
永瀬なみ(@NagaseNami08 )です😊
このブログでは「ムリなく楽しく自分らしく」をコンセプトに、毎日を幸せに過ごすためのヒントを紹介しています✨
今回からシリーズ企画『フリーになる日が来るなんて』をスタートします!
《 連載説明 》
パートママとして働く私に、まさかフリーで働く日が来るなんて…! この連載では、シングルマザーである私が自由な働き方を実現するまでのストーリーを不定期に紹介していきます。(過去記事一覧)
初回のテーマは、きっかけです。
この出来事がなければ、私は今でもフリーランスになっていなかったかもしれません。
それくらい、私にとっては重要なエピソードです。
シングルマザーをはじめとする『収入を増やしたい人』は、ぜひ参考にしてみてください。
息子の学費を稼がねば!
今から数年前──。
私は当時、とある小さな会社でフルタイムのパート社員として働いていました。
息子は小学5年生。
そう、もうすぐ中学生です。
もうすぐ中学か、大きくなったなぁ…
なんて思いながら、ぼんやり息子を見ていたら──。
ふと、こんな思いに駆られたのです。
中学生になったら部活が始まるし、
お金かかりそう…
なんだか急に怖くなってきた私は「少しでも貯金できるように、収入アップを目指したい!」と思いました。
そこで「なんとか収入を上げる方法はないか?」と考えてみたところ──。
まず思い付いたのが、時給を上げてもらうことでした。
入社して丸3年が経つ頃だったので「そろそろ上げてくれるんじゃないか?」と思ったのです。
早速、社長に相談しました。
「時給を上げてほしい」と。
すると、なんと交渉成立!
時給を200円も上げてもらうことに成功したのです😍
時給でいえば「たかが200円」かもしれません。
ですが月収にすると3万円ほど上がる計算ですので、私にとっては万々歳の結果です。
やれやれ、これで一安心。
アップした分は貯金に回そう♪
と思ったのも、つかの間──。
翌年、ある事件が起こります。
そりゃないよ…制度にガッカリ
私はシングルマザーなので、市から『母子家庭の手当(児童扶養手当)』を頂いています。
満額支給の場合、ひと月分で4万円強。
私のように“仕方なくパート勤務を選んでいる”シングルマザーにとっては、ものすごく頼りになる制度です。
しかしそれが突然、減額されることになりました。
しかも、その額2万円…………。
アップした分の収入とプラスマイナスしてみると、こうなります👇
時給upで「+3万円」になっていた
▼
手当が「-2万円」になる
▼
収入アップ分は「+1万円」になる
(つまり手取り額が減るということ)
せっかくがんばって時給を上げてもらったのに、これじゃあ意味がありません。
😟
そこで
減った分
なんとか元に戻さないと!
と思った私は休日出勤をしたり、残業をしたり、少しでも給料を増やそうと私なりに工夫してみました。
そしたらなんと、会社が「それはやめてくれ」と言ってきたのです。
そりゃそうですよね。
時給を上げた分の給与がアップしているのに、さらに手当を増やしているわけですから、会社にしてみれば迷惑な話です。
じゃあもう仕方ない!
副業でも始めるか!
そんなわけで、私は新たな収入源となる仕事を探し始めることにしたのでした。
その会社が副業を禁止していなかったのは不幸中の幸いだったな~
シングルマザー、収入upにご用心!
まるで標語みたい👆になってしまいました(笑)
ですが今回の出来事で最も強く感じたのは、まさにコレです。
母子家庭の手当(児童扶養手当)をもらっている人は、自分の収入アップも、同居人の収入アップも、手当の減額につながります。
収入を上げるからには、手当の減額も視野に入れたうえで「プラスマイナスするといくらの収入アップになるか」を考えなければいけません。
手当の計算式は想像以上にややこしいので正確に計算するのは難しいと思いますが、もし収入アップを考えているなら事前にシミュレーションしてみるのがオススメです。
もちろんシングルマザーやシングルファーザー以外も、収入がアップすることで所得税が増えたり社会保険料が上がったりする恐れはあります。
そう考えると、どんな立場の人でも収入を上げることのデメリットについては事前に調べておいた方がいいのかもしれません。
ちなみに私の場合、手当が減額になった原因は私の収入アップだけではないと思います。
当時は同居中だった妹も残業しまくっていたので、おそらく2人分の収入アップが原因です。
同居人がいる人は特に気を付けてね!
ピンチが多いとチャンスも多い!?
それともう1つ、今になって思うのは
もしあの時、会社から
「(残業や休日出勤を)やめてくれ」
と言われていなかったら
私がフリーになることはなかっただろうな
ということです。
お金に困ったからこそ新たな仕事を探すことにしたわけですから「あのピンチがあったからこそ私はチャンスを手に入れられた」とも考えられます。
そう考えると、ツラい経験や困った経験を多くした人ほど人生のチャンスは多くなるのかもしれませんね😌
今になって思うと他にもいろんなピンチがあったな~(笑)
さて次回は私の『副業さがし』について、実践した方法を中心に紹介します✨ お楽しみに!
最終更新日 2022/07/15